【10年後の悪化】28歳で渡米治療後…あることで悪化しました。

アトピーブログ

「ドクターマセソンの治療をすればアトピーが治るかもしれない」と希望を持って治療に挑む方も多いです。

 

それは、ある意味正解である意味間違いです。

ドクターマセソンの治療も魔法ではないです。

 

ドクターマセソンの治療を受ける=アトピーが治るという方程式はありません。

 

28歳の夏に渡米、2003年に渡米してアトピー治療とアレルギー治療。34歳の妊娠から悪化…

こちらの記事は5つの記事にわたって、

渡米治療後にアトピーが悪化したパターンについて書いています。

2003年28歳の夏に渡米してアトピー治療とアレルギー治療をしています。

6年後の34歳の妊娠から悪化…治療前から治療後の悪化、そして最後は「10年もかかってやっとわかりました。」と書かれていました。

 

元記事の アトピー主婦のつらつら日記は情報の宝庫です。

 

過去の記事を読むのをお勧めしますが、多すぎて何を読んでいいかわからないと思うので、もしドクターマセソンの治療中~治療後の話を読みたいなら「他の患者さん」のカテゴリを読むと良いと思います。

28歳で渡米治療後、34歳妊娠で悪化した体験記

1ドクターマセソン患者Yさんの既往歴

2ドクターマセソン患者Yさんの既往歴2

3ドクターマセソンの治療(渡米治療)の出会いと治療開始

4治療後5年半でアレルギー治療の中止

5治療後の悪化後のアレルギー治療

6悪化後の状態と治療10年経っての感想

 

重要な部分だけ抜粋しています。

私は良くなるスピードが速かったので、とても楽観視してしまいました。
元々ずぼらな性格、喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうんです。スキンケアは帰国後すぐにいいかげんになり、お風呂は一日一回、シャワーで済ませる事の方が多くなりました。アレルギー注射だけは真面目にやっていました。

 

私は自分の体に鈍感で、アレルギー注射もどのように作用していたのか、アトピー治療にどのくらいの効果があるのか、ゆかりさんのブログの存在も知らず、AAJの明石さんとやりとりをしていたわけでもないので、新しい情報など、一切知りませんでした。

アレルギー注射をやめた時、まだ目の痒みは残っていたんですが、それがどういう事なのかもまるで考えていませんでした。

 

体の湿疹も産後になってまた出てきました。
母乳育児にこだわりたかったので、ドクターに再診の依頼をもせず、とにかく耐えていました。
毎日泣いてばかりで、つらすぎて赤ちゃんにあたってしまっていました。

 

10年もかかってやっとわかりました。アメリカでの治療をしっかり理解するのはなかなか難しいことかもしれません。でも、諦めないで良かったと、今は思います。

 

 

2009年に渡米治療した方の3年後

妊娠でアトピー悪化した別の患者さん

再悪化してすぐに診察の決断ができなかったのは、渡米後3年経つのに再悪化し、アメリカ治療に対する不信感が芽生えていたためです。

 

こういった体験談を読めば読むほど、思う事

だれでもこういった傾向はあります。

 

私もそうでした。

 

アトピーもアレルギーも治ったら、

治療から離れて「健康な人と同じ普通の生活がしたい」と考えるし、

薬や保湿も治ったら必要が無くなってほしいのもわかります。

 

 

私もスキンケアは続けていましたが、

化粧品や、エステを試したり、メイク道具も好きなものをいろいろ試しました。

一つ一つは大きな悪化はないのに、次第に悪化させていきました。

 

 

このくらいなら大丈夫。と言うのがアトピーやアレルギーの人には命取りになります。

 

小さな火種が、大火事になる事があります。

 

私は、好きな化粧品、皆がしているエステ、人気のメイク道具は使うことができないと気づきました。いい香りのするシャンプーもリンスも本当は使いたいけど、今はもう諦めています。

 

自分にとって何が自分を楽にするか、

自分の心や体を安定させるにはどうするのが一番いいのかを

こだわりを抜きにして冷静に考える事も必要です。

 

10年もかかってやっとわかりました。アメリカでの治療をしっかり理解するのはなかなか難しいことかもしれません。

 

この「理解する」というのは経験してみないとこの意味もよくわからないと思います。

 

”再悪化する=ドクターマセソンの治療が意味がないと不信感が芽生えていた”

これもすごくよくわかります。

「やっぱり自分のアトピーは特別な治療を受けても治らないんじゃないか」「ドクターの治療もここまでか…」

と思ったこともあります。

 

「アトピーを理解すること」

「自分のアトピーを理解する事」

「ドクターマセソンの治療を理解する事」

この3つは簡単なようでとても難しいです。

 

私自身も何度も悪化を繰り返しました。

 

なぜ私が悪化したのか…

ほかの患者さんが悪化するのか…は原因はそれぞれ違いますが

大きな要因として、

「アトピーを理解できていない」
「自分のアトピーを理解できていない」
「ドクターマセソンの治療を理解できていない」

 

この3つが大きな原因だと思います。

 

じゃぁ、どうやったら理解できるの?

この疑問は勉強会に参加したり、

悪化した人の話や、治療歴、症例を聞く事、

自分自身がなぜアトピーが悪化して、何をすれば改善するのかの経験、注意深く観察しているうちにだんだん理解できるようになってくると思います。

 

理解すれば100%治るという意味ではなく、自分のアトピーを理解することで、不信感を持たなくなり、ケアを続けたり、治療を続けることが必要だとわかってくる感じです。

 

症状も体質的な限界値があるので、アトピーや自分の体質が理解できてくると、限界値で納得することができるって感じです。(言葉にするのが難しい)

 

アトピーを理解していなくてもいい

晃平さんが渡米した時に言った言葉「まな板の鯉になる事」と。

職人が料理してくれるんだから、その通りにすれば間違いないよと言う意味だと思います。

 

 

私もそりゃそうでしょ。と思っていましたが、理解していなかったから何度も悪化しました。

そのたびに悩み、わたしもやっと理解できるようになってきました。

頭でわかったつもりになっていても、行動が伴わないと悪化させます。笑

 
アトピーとは?自分のアトピーとは?
なんて改善していれば、よくわからなくてもいいと思います。
きちんと指示を聞いてケアや治療を続ければ、本来は改善していくはずです。
 

自分のアトピーを理解していないと起こす行動

持論でケアがおろそかになったり、薬を使いたくない、早く辞めたい、いつまで薬を使い続けるのかと不満に思ったりします。

 

持論を持って「以前はコレで良くなった」とか「コレをする意味って何?」と指示を守らなかったりドクターの指示に疑問をもつこともあると思います。

 

また、色んな不安が合わさって、指示を受け入れられない場合もあります。(新しい薬の提案やほかの治療の提案などは不安が大きいし選択は自由です。)

 

疑問や不安を持つのは当然なので、晃平さんに質問して納得した上で判断する事が一番です。

 

 

ドクターは、20年以上1000人近い患者さんの悪化データ、改善データ、治験データなど膨大な経験と実績を持っています。

 

私たち個人には到底知りえない情報量です。

それだけのデータを元に指示をくれています。

 

指示を聞いて守る人と、

指示を守れない人とでは改善度は変わってきます。

 

自分が本当に理解できるようになったかどうかは、結果として現れると思います。

 

アトピーは「病気」だという事

元々足が悪い人には車いす。

元々目が悪い人にはメガネやコンタクトが必要です。

 

アトピー肌に、必要なモノがあります。

 

ドクターに対して、不安や不信感があれば先に進めません。

 

最終的には誰を信じるか?

自分を改善させるのも、悪化させるのも自分次第です。

 

私は頭でっかちなタイプで持論でアトピーの改善を続けてきました。

ドクターの指示にも疑問に思ったり、変更したスキンケアで悪化した事もあります。

何年も経ってからやっと、世の中の情報とアトピーの肌は違うということと、「今まで自分なりにやって悪化させてきたのだ」ということに気付きました。

そして、自分の体を自分で守りたくても専門的な知識が足りませんでした。

ドクターの言う事が100%正解ではないかもしれません。自分の体の反応を無視して、がむしゃらに信じた方がいいといってるわけではないです。

少なからず、素人には出せない答をドクターは持っています。

持論でうまくいかないときは、抵抗せずに、まな板の鯉になってみてください。

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