【減感作療法】アレルギー免疫治療って?日本で同じ治療は受けられる?【イミュノセラピー】

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アメリカのアレルギー治療を詳しくお話しします

アレルギー治療はアメリカのアレルギー専門医の元で行います。

この治療はアメリカの法律や医療制度に基づいた医療機関での治療

日本で受け入れられていない治療は、危険と感じる方もまだまだいると思います。 ですがアメリカは告訴大国なので、医療事故などに細心の注意を払っています。 アメリカで医療事故を起こすと医師免許剥奪されたり、3億などの慰謝料が発生するようです。 日本では医療事故は泣き寝入りが多いです。もし裁判を起こしても和解を求められる事が多いようです。。。 日本だと医師が強く、患者が弱い立場。みたいな感じで、怒られたりすることや傷つくこともよくありましたが、アメリカの診察はとても丁寧。 一人の人間として対等に。そして大切に扱われている感覚がありました。 無責任な発言はしないし、ドクターがわからないことは「わからない」と言います。 アメリカには町医者と専門医がいて、町医者では手に負えない病状は専門医に紹介されるようです。 ドクターマセソンやドクターベイカーは町医者ではなく、臨床研究など行なっているスペシャリストと言われる専門医です。 二人がアトピー患者がアナフィラキシーショックやアトピー悪化しないように共同で考え、プログラム化されました。 アメリカでも、アトピー患者のアレルギー治療は、アトピーが悪化することを懸念して受け付けてない医療機関もあるようです。 現在、ドクターベイカーは引退。 ドクターフリッツという別のアレルギー専門医がこの治療を引き継いでいます。 ドクターベイカーの頃はMIXされたアレルギーエキスが作られていて、合計50種類くらいでしたが現在はエキスも100種類以上となっているようです。 元々はドクターベイカーの施設でしたが、引退されたようで、ドクターフリッツが受け継いでくれています。

治療のスタートはまずスクラッチテスト。

腕、または背中に薄く傷をつけて、そこにアレルゲンになるエキスを塗布。 時間をおくと、アレルギーがある部位が赤くなる or 腫れる or かゆくなります。 自分のアレルゲンがわかれば、それに合わせたアレルギー治療に使う注射液を作ります。 一人一人のアレルゲンは違うのでオーダーメイドになります。 数日後、アレルゲンを体内に注射します。 この時は、アレルギーを起こさないように少量のアレルゲンエキスを注射していきます。 これをイミュノセラピーと行ったと思います。このセラピーを受ける前にはアトピーやアレルギーについてのテストがありました。 10年前なので忘れてしまいましたが、たしか2日間に分けて、注射の濃度を濃くしていきました。 注射液の濃度を濃くする過程で大きなアレルギーを起こさないか心配な方も多いですが、事前に抗アレルギー剤を飲んで、看護師さんもそばについているので安心でした。 イミュノセラピーが終わったら、自分のボトルを渡されて、日本に帰国します。 日本に帰国後、この注射を打ってくれる病院を見つけないといけません。 2週間に1度のペースで注射を打ちます。 この治療に協力してくれる皮膚科や内科を探す必要があります。 今まで治療を受けてきた患者さんが行かれている病院を教えてもらい、紹介されて病院に行く方も多いです。

日本で同じような治療がうけられる病院はある?

アメリカと似たような治療が日本でできませんか?と質問がよくあります。 日本でのほとんどのアレルギー検査は血液検査です。 これは擬陽性が多いそうです。 なぜ正確な判断が出るスクラッチテストをしないかというと、結局は、血液検査の方が早いから。だそうです。 スクラッチテストをすると、看護師さんもそばにいて、エキスを塗布して、アレルギーを起こさないか、反応が出るまで待つ時間も必要です。 血液検査なら、注射を採って検査機関に出したら終わりです。 日本の診察システムでは、スピード重視で患者さんを回さないと、仕事が終わらないので仕方のないことかもしれません。 まずはこの検査システムが違います。 アレルギー治療はアナフィラキシーショックやアトピーの悪化の危険性もあるので、保険適用で安く治療を受けられる治療システムだと、この治療を取り入れられる病院は少ないと思います。 そんな中でも日本には、減感作療法や舌下減感作療法というアレルギー治療はあります。 日本ではアレルギー治療は、ダニと杉のみのアレルギー治療です。 アメリカのアレルギー治療のエキスは100種類ほどあります。 アメリカのようなアレルゲンエキスの認可は降りていないので同じ治療は日本では受けられません。 似たような治療はあるかもしれません。ですが、同じシステム、エキスを使用した治療はないと思います。(私が知る限りなのであったら教えて欲しいです) もし、あったとしても自由診療となります。日本の国民健康保険内での治療は認可がないからです。 そうなると価格も高いので、アメリカの治療費とそこまで変わらない可能性があります。 東京の久我山病院でアメリカの指導を受けたアレルギー専門医の先生が自由診療で似たような治療を行っていたようですが、勤めていた病院を出され、治療ができなくなったと噂で聞きました。 ドクターマセソンの患者さんも数名そちらに行かれていたようで、そのような情報もmixiをやっていた時代にチラホラ見ていました。 調べてみるとそのような情報が出てくるので調べてみてください。 国の認可が降りていない治療はそのクリニック独自の研究データしかなく、第三者機関による臨床研究データがないので、不安要素かなと思います。
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