今回、Sさんが、YouTubeを見て連絡をくれました。
今回のブログ記事はドクターマセソン治療前の有料、個別相談の内容をシェアさせていただきます。
デュピクセントの相談もあったのでそれも含めてシェアします。
Sさんに医療顧問専門家から聞いた有料の内容を、個人情報を含めてブログ公開の許可・また感想も送って頂いたことに深く感謝いたします。
今回のお話内容トピックはこちら
- アトピーの疾患とその他疾患の関連
- 食べ物アレルギーとアトピーの違い
- デュピクセント®についての裏話
個別相談の内容は、話しをする相手によって内容が変わるよ。
個人個人の、今までの治療歴によっても説明する事が違うし、患者さんが求めている質問や疑問も違うからね。
なので今回のお話内容は「Sさんの場合」のお話です。
最後に、Sさん本人から個別相談の感想をいただいております。
最後までご覧いただけると幸いです。
Sさんのアトピー症状・経歴
- ほぼ首がメイン
- 30代後半から首から上が悪化してくる
- あまりステロイドを使わずに治療している
- 脱ステロイドの病院で行ったり行かなかったり…
- 光線治療で突然悪化。
- 食べ物アレルギー・アナフィラキシー?化学物質過敏症の疑いありと言われた。
Sさんのアトピー経歴と個別相談のキッカケ
悪化するタイミングは多忙で病院にも行けない状況でした。
多忙で症状も辛いときに、脱ステ•自然治癒では時間がかかるし、症状によっては細菌感染が心配だな~と思った。
ドクターマセソンの治療は細菌感染の治療もすると言っているけど、今の皮膚科では細菌検査もほぼしないし、薬も余程でなければ出しません。
「君は治りにくい、免疫疾患だからDNAを恨め」と言われ…( ;∀;)
一応付き合いの長い先生で、私の体質もわかってて、出た言葉だと思ってますが…
かなちんのYouTubeを見て、
ステロイドにも種類や塗り方もあるんだ…細菌感染もこわいな…など情報を知り、首は毎回症状が出るので原因が知りたいし
免疫疾患であるならば、自然治癒療法にも年齢が上がるにつれ、限界があるかな?と思いだした事から、今回、個別相談に申し込みました。
【有料級】アトピー個別相談の情報シェア
アトピーの疾患とその他疾患の関連性
アトピーはアレルギー疾患、白斑、円形脱毛症、ヘルペス、喘息、花粉症など、他の免疫疾患になりやすい因子を持っています。
2.3個の免疫疾患を持っている人も居れば、
全部の免疫疾患を持っている人も居るので、それぞれに対応した治療が必要となります。
ただ、リウマチ、乾癬は免疫疾患だけど、アトピーとはまた違う免疫疾患ですよ。ちなみに、リウマチ・乾癬は心臓と関連があり、心臓が弱いことが分かっています。
アトピーの人は花粉症や喘息は持っている人が多いです。
鼻詰まりは、花粉やアレルギーの場合もあるけど、鼻の中に細菌感染が起こってる場合も多いです。年中、鼻詰まりを起こしている場合もあります。細菌感染については遠隔治療で同時に治療できます。
アトピーと食べ物アレルギーの違い
医学的な「食べ物アレルギー」の特徴はこちら。
- 食べ物アレルギーとは、大体15分程度で症状が出る
- 症状:呼吸困難・アナフィラキシー・血液低下・蕁麻疹
- 口の中が痒くなったり、遅延型はまた違う免疫システム
揚げ物・甘い物・油・炭水化物がトリガー(原因)となってアトピーが悪化する事はありません。
食事に気を付けてもアトピーが改善しないのは、そこだけが原因では、ないからです。
もし、本当に食べ物が原因なら、原因になる食べ物をやめれば、自然にアトピーが回復していくはずだからです。
ちなみに、アトピーの状態が悪い時はなんでも悪化するので、アトピーの状態が悪い時は食べ物にも反応する事があります。原因は見つけにくい状態になります。
血液検査は擬陽性があります。
食物アレルギーに関しては、本人の気持ちと症状の変化を感じるご自身の感覚が一番、正確です。痒くなりそうなものを無理に食べる必要はありません。
医療のシーンでは「患者の気持ちや感覚を無視しない」というのは、珍しいとおもいました。
また、ドクターマセソンの治療では食べ物アレルギーの血液検査はしません。
理由は、擬陽性(ぎようせい)が多いからです。
擬陽性とは、アレルギーがあるのに陰性と結果が出たり、アレルギーがないのに陽性と結果が出たりする事です。
私は昔カニが死ぬほど好きだったのに、30超えてから、カニ食べ放題で頭痛、だるさの症状が出るようになってしまいました。
その後からカニに対する愛情が無くなりました。
怖いから食べないというより、別にカニいらないな~って感じです。
食べ物アレルギーになったのかもです。
デュピクセント®のお話
YouTubeの限定公開の動画の「デュピクセント®の副作用」で話していなかったお話も聞けました。「デュピクセント®の副作用」の動画が見たい人はこちらから。
新薬を作る時は研究では、様々な疾患に効くかどうか?を研究しています。
理由は、製薬会社にとって、研究中のお薬が、いろんな疾患の治療に使える方が利点だからです。(売れる・儲かる)
例えば、デュピクセント®は肝臓に効くか?とか脳に効くか…?と研究したようです。しかし、結果としてIL-4とIL-13の小さい免疫しかターゲッティングしていない事が解っています。(デュピクセント®の働きより)
デュピクセント®はアトピーに関連性が高い白斑・円形脱毛症に聞く可能性は高いです。ただ、食べ物アレルギーへの効果は、確率的に低いと言われています。
理由は、食べ物のアレルギーとアトピー疾患は別の問題となるためです。
自分が自分の医者になれる。とは?
ベースラインとは、いったんきれいな状態に戻す事です。
ベースラインに戻してしまえば、ちゃんとしたケアをすれば、今後、一切悪化しない場合もありあます
医学書のテキストで治らないから専門医がいるんだよ。専門医も感性も必要で、テキストに載っていない治療が出来るのは感性が豊かで、様々な角度から病気を診ます。
だから、軽度~重度、他の免疫疾患を持っている患者まで幅広く治療成功に導くことができます。
これを、簡単に例えるなら、
美容学校を卒業して、いきなり独立した10年目の美容師と
人気美容室で10年修行。年間2000人以上から指名されていた美容師。
色んな頭の形、髪の質、髪の量に合わせた「オーダーメイドのカット」が出来るのはどっち?と同じ。
医者も、経験値は人それぞれで、治療の結果は医者の腕にかかっているよ。という事です。
医学書のテキストに載っているのは、あくまでも基礎中の基礎で、それで様々な病状に対応できるなら、テキスト通りやればいいだけ…
でもテキスト通りやっても治らないから「専門医」が必要となります。
本物の専門医は経験・知識・勘を元に、十人十色な疾患の患者からも学びながら、応用して改善に導くことができます。
また、ドクターマセソンなら、デュピクセント®必要かどうかも判断できます。
デュピクセント®打つ?打たない?いい薬だけどね~
なんて無責任な処方はしません。
本来、その人に適切な治療をすれば、デュピクセント®は必要ない場合も多いからです。この治療では95%以上がデュピクセント®を必要としていません。
不要な薬は、体にも財布にも負担なので、使わない方がいいからです。
正しくアトピーの原因と、治療を学び、知識を手に入れれば、自分で、感染対策もできるし、薬を正しく使えるようになります。
これは、自分ドクターになれるという事です。
Sさんから個別相談の感想
アトピーを患う人は、みんな良くなろうと、もがき勉強し、経験から体感し、時を経て自分ドクターになってると思います。 私もその1人だと思います。 年齢が上がるに連れ体も変わり、向き合い方も変わるので、今回が自分ドクターをアップデートする良いチャンスになりました。
このチャンスのきっかけとなった、かなさんとお時間頂きました高澤さんに心から感謝しております。
ありがとうございました。
かなちんが個人相談に参加した感想
Sさんのお話は、私の治療歴とは全く違ったので、知らない事が多かったです。
かなり深い医療情報が直接聞け、質問も出来たので、勉強になりました。
あっちでは、自然治癒一択!
こっちでは、ステロイドをたっぷり塗りなさい!
そっちでは、漢方の塗り薬やサプリメント!
どっちでは、デュピクセント®だけ渡して薬は患者任せ!
日本では医療機関ですら、治療が統一されていません。
令和になっても「アトピーは奇妙な病気」と言われ続ける事。
医学も科学も進化しているのに、現場が付いていっていない事。
新薬ができてもアトピーの混乱は30年前と何も変わってない事。
これは、いつまで経っても、ふしぎだな…とおもいます。
医療顧問専門家・高澤さんが
「医療というのは、人を助けるために進化していかないといけない」と言っていたのが印象的でした。
そうですよね…
医療は病気を治すために存在し、患者目線でならなければならないはず。
なのに、現状では、医療としての役割が果たされておらず、
結果、アトピー患者が、苦しい思いをしている。
SNSでは健康情報が、医療情報のように発信されて、余計に混乱しています。
これは大きな問題だと思う。
今回、高澤さんが、2時間以上お話をしてくれましたが、頭ごなしに否定したり、怒ったりせず患者さんの意思を尊重していて話を聞いていました。
治療を勧める事も、一切なかったのも印象的でした。
知らなかった製薬会社の裏話や、貴重な話が聞けてかなり有益な時間でした。
Sさん、晃平さん、長い時間お疲れさまでした。
最後に…読者さんへ
長文を読んでいただき、ありがとうございました。
私は現在、ドクターマセソンの治療が全てではないと思っています。
自分が満足する治療が受けられるなら日本の治療でもいいのです。(料金も安いし)
しかし、この治療に興味を持つ人は、同じような経験をしています。
いい医者と巡り合っていない。
治療効果に満足していない。
ちゃんと皮膚科に通ってもアトピーは思うように改善しない。
自然療法・脱ステ・漢方薬をしてもやっぱり改善しない。
ほとんどと言ってもいいほど、みんな似たような道を歩いています。
Sさんが「年齢が上がるに連れ体も変わり、向き合い方も変わるので、今回が自分ドクターをアップデートする良いチャンスになりました。」といっていました。
個別相談は、自分(病気)との向き合い方のアップデートにつながるのではないかなと思いました。
皮膚科で聞きたい事も聞けず、診察・治療に消化不良を起こしている方は、メッセージをこちらからお気軽にどうぞ。このメールは無料です。
高澤さんのお話は有益で日本では聞けない医療情報が得られるはずです。
ドクターマセソンの治療を受ける・受けないは別として、セカンドオピニオン的に相談してもいいと、思いますよ。