【1年中アトピーが悪化する原因】5つのターニングポイント【負のスパイラル】

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昔は季節限定でアトピーの炎症が出てたはずなのに…

昔は関節や首だけアトピーだったのに…

気が付いたら年中アトピーが悪化している…

なんで?

 

答は簡単。誤った治療とスキンケアを続けているから。

 

アトピーが悪化する小さな原因は無数にあります。

ですが、今やっている事が間違っていることが、一番の大きな原因です。

 

例えば、ルービックキューブを一か所、動かす場所を間違えば完成しませんよね?

それとアトピーは同じ。

アトピーはトータルでケアして改善されるものです。

 

 

アトピーが1年中悪化している「間違い」の分かれ道について解説します。

過去を思い出しながらよんでください。

 

この記事を最後まで読むと、過去を振り返ってどのタイミングで間違ったケアをし始めたのかがわかります。最後にオマケの番外編もあるのでよかったら最後まで読んでみてくださいね。

 

アトピーが1年中悪化している「間違ったケア」の分かれ道5選
  • 脱ステをした
  • 脱保湿をした
  • 強力なステロイドを塗り続けた
  • 湯治(温泉治療)をした
  • さまざまな化粧品を試した

 

【アトピー年中悪化のキッカケ1】脱ステをした

アトピーに対して、ステロイドを塗り続けることでアトピーが治るという事はありません。

ですが、脱ステロイドを無理にしたからといってアトピーが治るわけでもありません。

 

「塾に行ったら東大に受かる」っていったら

「そんなわけないやろ」って思いますよね?

 

【脱ステすればアトピーが治る】
そんなわけないですよね。

 

肌が安定すればステロイドはいらなくなる

肌が安定すれば、ステロイド(薬)はいらなくなります。

これは、ステロイドが必要なくなるから薬から卒業できるということです。

炎症があるのに、無理にステロイドを塗らなくなる事とは違います。

 

例えば、足が折れたら

車イスや、松葉杖のサポートが必要です。

かといって、リハビリをさぼって車イスで座った生活を続けていれば、筋力が無くなって歩けなくなります。

 

コレと同じ。アトピー肌をサポートしてくれるのはステロイド(薬)ですが、

不必要な強さのステロイドや、不必要な長期使用は副腎の働きを低下させます。

 

でも皮膚科に行ってもアトピーは治らなかったんですけど!!

と言う人はこのまま続きを読んでくださいね。

 

アトピーが炎症を起こしている時は、薬は必要です。

両足が折れて歩けないなら、車イスを使うのと同じ。サポートが必要です。

 

 

自分の肌が回復すればステロイドから自然と、卒業していく。

これが、正しい脱ステロイドです。

 

タイミングをミスって無理に脱ステをするとそれをキッカケにアトピーが全身に広がったり、1年中アトピーが改善しないということになります。

 

【超重症~中症のアトピー】アトピーが改善した方へのアンケート結果

「皮膚の痒みに対してのストレスが減った」100%

「旅行や外出が楽しめるようになった」100%

「皮膚や痒みに対してのストレスが減った」100%

 

「日常生活が当たり前に送れるようになった」89.5%

「仕事、趣味、読書などに集中できるようになった」94.7%

 

こう答えた33%がステロイドから卒業。

約40%がサポートとして使っています。

 

現在もステロイドは使っているが副作用はない 38.9%
今は症状がないのでほぼステロイドは使っていない 33.3%
ステロイドは正しく使えば安全だと思う 83.3%

※アトピーが改善した方のアンケートの詳細はこちら

 

【アトピー年中悪化のキッカケ2】脱保湿をした

 

 

脱保湿は、皮膚表面のバリア(防御機能)をすべて捨ててしまうという事。

 

アトピー仕事ない戦う戦士

健康な肌には、体内に雑菌やアレルゲンなど体の害になるものを侵入させない鎧(よろい)の役目があります。

 

アトピー性皮膚炎の肌は、健康な肌を作り出す機能が弱い。

そのため、健康な肌の代わりになる保湿剤でガードさせる必要があります。

 

脱保湿をすることで掻きむしった傷口から、雑菌やアレルゲンの侵入を入るのを許してしまいます。

 

雑菌やアレルゲンが侵入しやすい状況を作ったキッカケから、アトピーが全身に広がったり、1年中改善しないという人はかなり多いです。幼少期からのアトピーに脱保湿は自殺行為です。

 

【アトピー年中悪化のキッカケ3】強力なステロイドを塗り続けた

強力なステロイドを3か月以上継続的に塗り続けることで、副腎の機能の抑制がされてしまっている可能性があります。

 

日本では、塗り薬のステロイドによる副作用として副腎機能の低下や、基本的にはリバウンドは認められていません。(2018年度のガイドラインには認めていないと書かれていましたが、2021年のガイドラインには以下のように書かれていました)

 

本皮膚科学会ガイドライン「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021より一部抜粋

一過性で可逆性の副腎機能抑制は生じうるものの不可逆性の全身的副作用は生じない

このような多量の外用を日常診療で継続して行うことは極めて例外的である

十分な量を使用すれば,湿疹病変は速やかにコントロールされ,ステロイド外用薬の塗布量や塗布範囲は速やかに減少し,ステロイドのランクも下げることができる

すなわち,ステロイド外用薬を適切に使用すれば,日常診療における使用方法では全身的副作用は通常起こらない

 

公の文章ではこんな感じ…

大量の外用薬を継続して行う事は稀。正しい薬を医師の指示通り使えば湿疹はすぐにコントロールされるよ。
すぐに、ステロイドランクが下げられるし、だから、全身の副作用は起こらないんだよ

 

実際のところはどうなの?

私の所にLINEで相談を送っていただく内容は

「皮膚科に行ってもどんどんランクを上げられるばかりで怖くて行けない」

「長期で、強いステロイド剤を塗っていて、辞めると悪化するのが怖くてやめられない」

「薬を出されるだけ」「ステロイドのランクは下がらないし、アトピーも治らない」などなど、日々メッセージが届きます。

また、全身性のリバウンドを起こしかけて、ドクターマセソンの治療に急遽治療に参加された方も多くいます。

 

ロコイドは弱い分類のお薬です。ですが、ドクターマセソンの治療にこられる方の中には、ロコイドの長期使用でも顔の赤みが治らない、皮膚が薄くなるなどの副作用が出ている事があります。

 

 

ここで不安になって独断で脱ステは絶対にしないでください。

アトピー年中悪化のキッカケ1の状態になる可能性もあります。

 

安全に脱ステしたい方はドクターマセソンの治療をおすすめします。まずは医療顧問専門家の高澤に相談してください。

【アトピー年中悪化のキッカケ4】湯治(温泉治療)をした

湯治(温泉治療)肌によさそうですが、40℃前後のお湯は雑菌の宝庫です。

 

しかもアトピーに効くといわれる温泉はアトピーの人たちが、たくさん入っているので感染し合っている可能性もあります。

 

黄色ブドウ球菌に感染してしまうと自力やステロイドだけの治療では治りません。

 

湯治をキッカケに全身に治らない炎症が広がるパターンも多くみられます。
感染は自分では見分けがつかず、健康な人には移りません。日本でアトピーに感染治療が標準治療の一環として行われていないので、なじみがありません。
ドクターマセソンの治療を受けた85%以上の患者が感染を起こしていたそうです。

 

感染を起こすとどうなる?感染症の特徴

  • 薬を塗っても治らない
  • 薬を塗っても炎症がぶり返す
  • 保湿をすると余計に痒みが増す
  • 痒くて眠る事も出来なくなる
  • 特有のにおいがする
  • 体液が出ることもある

 

ステロイドが合わないと思い、脱ステをして、アトピー年中悪化のキッカケ1の状態になる事もあります。

また、何が原因かわからず、脱保湿をすると、アトピー年中悪化のキッカケ2になることもあります。

脱保湿・ナチュラルクリニック21で入院

脱保湿・ナチュラルクリニック21で入院中の私の手。感染していたが気付かず…

 

YouTubeでも、やってはいけないケアについてお話しています。

 

ここまで読むとわかりますか?脱ステ、脱保湿、湯治は”不のスパイラル”

脱ステ、脱保湿、湯治はアトピーを治りにくくさせる不のスパイラルの大きな原因です。

 

ですが、「治った」「効く」という体験談が多いのが現実です。

脱ステ、脱保湿、湯治は、身近な民間療法。お金もかからない。

すぐに始められますよね?

 

ほとんどのアトピー患者が「とりあえずやってみよう」と試して、さらにアトピーを悪化させる方向に飛び込んでいきます。

 

そして、悪化してから強力なステロイド治療に戻ると、アトピーが年中悪化のキッカケ3に行きます。

 

気付かないうちに、不のスパイラルに自ら飛び込んでいます。

 

【アトピー年中悪化のキッカケ5】さまざまな化粧品を試した

美肌に効く。●●の成分はアトピーにイイ。など、世の中は様々な「いい情報」にあふれています。

コレを使えばアトピー肌が改善するかも…と化粧品を試しまくるタイプの人がいます。

 

美容クリニックでイオン導入をしてみたり、赤ら顔に効くレーザー、エステの敏感肌ラインの化粧品を数万円でそろえたり…

 

私も同じタイプでした。

オーガニックやいい成分の入った化粧品、点滴なども試しました。

 

【肌荒れに効く成分】実はアトピー悪化や肌荒れの原因に。

化粧品、スキンケア用品は肌に良いと思いがちです。

ですが、肌荒れしている時に使うと余計に悪化させる原因になります。

 

肌に合えばいいのですが、肌が荒れている状態では悪化させる原因になりかねません。

 

詳しい情報はこちら

 

私の個別相談に来られる方も、若くて美意識が高い子に多い傾向です。その化粧品を変更してもらうとすぐに改善に繋がる事があります。

 

お化粧品や保湿剤をコロコロ替えたタイミング、肌に効くと聞いて続けている化粧品を使い出してからアトピーが年中治りにくくなっていないか、よく思い出してみてください。

【オマケ】アトピー年中悪化のキッカケ6

これは最近、ドクターマセソンの治療を受けられた方のお話です。

 

ニキビとアトピーの両方あるタイプで、ニキビの治療薬を塗っていたらどんどんアトピーが悪化されました。

最初は腕だけだったのが、塗っているうちに炎症が広がり、それを治すために、ステロイドやニキビの塗り薬を塗っているうちに全身に広がっていった…と。

 

ニキビ以外のお薬や保湿剤でも同じように悪化する事があります。

 

例えば、プロトピックやタクロリムス、コレクチム、ステロイドの基材に反応するタイプの人もいます。

 

これはドクターマセソンのような、オーダーメイドの診察だから見つける事が出来ました。

経過を聞いて薬を処方するだけ…3分診察で、悪化の原因を見つける事は困難だったようです。

 

医薬品であっても、その人にとって合わないモノなら、全身悪化する原因となります。

 

思い当たるキッカケはありましたか?

過去をさかのぼって、一つ一つ思い出してみてください。

どれかをキッカケに治りにくくなったと思う事はありませんか?

 

アトピーが治りにくくなる原因はほかにもあります。

ほとんどの人は、不のループ・悪化のスパイラルを繰り返しています。

 

アトピーが治ると思って実行しているので、そこに原因があるとは気づかない事が多いです。

 

アトピーを改善するのに必要な事は実はとても少ないです。

 

安全に最短でアトピーを改善するなら…

ドクターマセソンの治療の場合は感染治療やステロイドのリバウンドを抑えながら安全に脱ステロイド出来ます。

私は悪化原因を探り、正しいスキンケア、生活改善を指導してアトピー改善の最短ルートへとナビケーとしています。

  • 痒みでぐっすり眠れない
  • お風呂に入るのがツラい
  • 人に肌を見られるのが嫌
  • 1年以上、全身悪化している

1年以上、こんな状態で悩んでいるという事は軽傷であっても重症です。

普通の人は、眠る事も、お風呂に入る事も当たり前に出来ます。

 

アトピーの人は痒みや痛みに慣れてしまっているだけですが、

普通に考えて、痒くて眠れないのは、非常事態です。

 

悩んでも、アトピーは解決せず時間の無駄になります。

知識と経験のあるプロに頼る事が一番の近道です。

 

早くアトピーの悩みを解決したい。

早くアトピーのない人生を楽しみたい方は相談してくださいね。

 

 

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