「アトピーの原因は様々で、治し方は色々ある。
自分に合う治療法を見つけることが大事。」
こんな言葉を耳にしたことはないですか?
私はこの言葉を聞いてアトピーで苦しかった時
ほんと、そうだと思う!!
と納得していました。
でも、アトピーが改善した今は、この言葉を聞いて
本質的じゃないと感じます。
この記事では、この言葉の本質を解説します。
ちなみに、このブログでは一般的に聞かない話ばかりで意味不明かもしれませんが、そこにアトピーを治すヒントがあります。
- 医療側
- エステティック側
- 元重症アトピー側
3点からの視点で解説しています。
情報を見極めるには、自分とは違う観点からの情報も見ることが重要です。
アトピーを治したい方は、とりあえず最後まで読んでほしいです。
「アトピーの原因はさまざま」の間違い
「原因はさまざま」というのは、正解だけど、間違いです。
「原因はさまざま」といえば…
油
小麦
砂糖
血流
保湿剤
腸内細菌
自律神経
体のゆがみ
ダニ・花粉
活性酸素
ステロイド
化学物質過敏症
フィラグリン遺伝子
…
いくらでも「アトピー悪化原因らしいもの」を挙げられます。
「これが原因だ!」と断定すると、反対の意見が飛んできます。
ステロイドを使うからアトピーが悪化するんだ
アトピーにステロイド治療は当たり前
保湿が必要です!
体から出るアトピーを抑えるから保湿をしたらダメだ!
特定の原因を書くと、矢が飛んできます。「原因はさまざま」と言えば、みんな納得します。
「治し方は色々ある」の間違い
アトピーの治療法は多数あります。
ステロイド、プロトピック、コレクチム、デュピクセントなどの薬物療法。
温泉
整体
アロマ
瀉血
脱ステ
脱保湿
漢方薬
食事療法
まこも風呂
サプリメント
アトピーには「まこも風呂が必要!」といえば、
「入院できない人はどうなるんだ?」
「風呂を変えないなんて頭おかしい」
と、矢が飛んでくる。
「治し方はいろいろある。」と言えば、みんなに共感を得られる。誰も傷つかない。
「自分に合う治療法を見つけることが大事」は大間違い。
え?これのどこが間違いなの?
「自分に合う治療法を見つける事」は大事ですよね。
じゃぁ、アトピーが治っていないのに、どうやって自分に合う治療法を見つけるのですか?
「自分に合う治療法を見つけること」とは、いろんなやり方があって、どれかが自分に合うか分からないから探すって事ですよね?
- 手当たり次第にショットガンを打つように試し、悪化して寝たきりケース
- 逆に「これしかない」と小食療法で骨と皮、栄養失調になったケース
- 絶対にステロイドを塗りたくないと、重篤な感染症にかかり死亡したケース
- 湯治を続け何年もニート。自宅に帰ってきたら悪化を繰り返すケース
これは、実例です。
だーかーらー。この通りやん。
自分で見つけるのが難しいから、アトピーで悩む人が多いんだよ?
はい。当たり前ですが、当たり前じゃないのです。
アトピーに悩む人が、治る方法を見つけるというのは至難の業ですよね。
昔から掲示板、ブログ、SNSで
「コレが効く」「これがダメ」と言い伝えられてきましたが、どれも顔の見えない不特定多数のクチコミです。
不特定多数のクチコミは、リアルに聞こえますが、落とし穴があります。
- 顔が見えない
- 肌の状態が見えない
- 個人を特定できない
- 継続的な経過を見れない
本当にアトピーが治っているかどうか…?
わからないクチコミほど、信頼度の低いものはない。
それでも、みんな手探りで「自分に合った治し方」を探します。
手探りで実験した治療は、良い、悪いを誰が判断するのでしょうか?
自分ですよね。
自分が合うと思えば続けて、合わないと思えば辞める。
これを繰り返し続けると、信じられるものは「自分だけ」になります。
これが一番危険です。
ちなみに、私も「自分に合う治療法を見つける事」を信じて色々やりました。(プロフィール参考)
本、ネット、クチコミでよく見る情報を信じました。
薬を使わない治療方法を探し、そこに書かれている悪化原因を信じました。
8年前の私のアトピー日記(不安定)
このころ、ナチュラルクリニック21の入院後、治らず、アトピー治療にさ迷っていた時ですね。
ドクターマセソンの治療に興味を持ち、ステロイドを自己判断で飲んでいたようですが、全然よくなってません。笑
瀉血、マグネシウム、ビタミンC、乳酸菌、漢方、ステロイド、フィッシュオイル、健康ドリンク、青汁、甘い物を気を付ける…
自己流の原因探しはショットガンのように打ちまくってますが、どれも的外れでした。
- 食べ物は毎日変わる、変化がわからない
- 腸内環境は検査しないとわからない
- サプリメントやドリンクは健康食品(薬効はない)
- 血を出してもアトピーは治らない(むしろ細菌感染する)
わたし、そう言いながら、ずっとずっと迷っていました。
当時「自分で判断する治療で、アトピーは治っていますか?」と聞かれたら…何も言えなかった…と思います。
自己判断は、なんの根拠もありません。
私は「これが原因」と断定したものを、どれだけ除去しても治りませんでした。
素人が手当たり次第に打ちまくっても、マトに当たりません。
アトピーの治療には専門的な知識が必要です。
人気のアトピー治療をしたけど治らなかった!
私は自己判断じゃなく、治療法が確立された有名な脱ステ医の元で治療したけどアトピーが治らなかった。
教授クラスの漢方薬指導医の開発の医学的根拠のある漢方を飲んだけど治らなかった。
アトピーに有名な皮膚科に通っている人、温泉、漢方、整体…なんでもいいです。
どんなに人気のある治療を実際に受けて
あなたのアトピーが治ってない=効かなかった。
これが現実です。
アトピーがスッキリ解決したなら、今でもその病院に行くはずです。
でも「●●病院入院」「★★★治療後」と書いてまだ治療を探してる人は多いです。
そんな迷える人が、「アトピーの原因は様々で、治し方は色々ある。自分に合う治療法を見つけることが大事。」と口をそろえて言います。
アトピーを治すうえで一番重要なのは結果。
「アトピーを治せる医者に出会うこと」が大事。
言葉の本質は、「共感」「あきらめ」
「アトピーの原因は様々で、治し方は色々あるから
自分に合う治療法を見つけることが大事」
この言葉の本質は、
アトピーなんて原因がわからんし、アトピーの治し方なんて未知数。
まぁいつか自分に合うような治療が見つかったらいいよね。
アトピーが治らない事も、自分もあなたも「間違っていない」と認めて、希望があるように見せてるだけ。
本質っぽいですが、からっぽな言葉。
誰も傷つけないなら、いいじゃん
この言葉に共感すると、自分のポリシーに合うアトピーの治療方法を探すようになります。
ポリシーってかっこいいですが、ただの好き嫌いです。
好き嫌いで選んだ治療は、かたよっていて、根拠もクソもありません。
ただ、迷うだけです。
言葉に共感しても、アトピーが治らなかったら意味ないですよね。
アトピーを治したいなら自分の「ポリシー」は捨てた方がいい。
ポリシーとは独断と偏見のこと。
独断と偏見で選んだ情報には「好き」「嫌い」「いい」「わるい」が入っています。
感情が入り、正しく判断出来ていない状態。
答えはシンプル。
医学的根拠に基づいた治療をすること。
アトピーを治せる医者の元で治療すること。
どんなことでも自分のポリシーで選びがちです。(わたしもやりがち)
でも、情報を見極める前にシャットアウトすると、結果的に、遠回りになります。
今信じている事……それが正解なら、とっくに、あなたのアトピーは治ってるはずです。
情報を見極めるには、自分とは違う観点からの情報をよく見ることが重要です。
医学的根拠のある治療とない治療の違い
例えば、東大に合格するには、東大受験生の為の勉強術がありますよね?
東大に落ちまくっている人だけで相談しあって、塾にも通わず、手を取り合って勉強して、東大に合格できますか?
アトピーの人同士でやっていることは、これと同じです。
根拠なしで問題を解こうとしています。
わからない…難しい…
と頭をひねり、正解を知らない者同士で相談をしあう。
お互い、根拠のないアドバイスで余計に混乱し合う。
間違っていても、正解でもわからない。
最悪な状態です。
お手上げ状態になった人がこう言います。
正解なんてないよ!
自分がいいと思うようにやればいいんだよ!
いつか自分のやり方に合う答えが見つかるさ。のんびり行こうや。
う、嘘やろ。本質っぽいけど、ただの諦めやないか~~~ぃ!!(心の声)
東大に落ちても
人生まだまだこれからさ〜忍耐よ、努力よ〜♪
そ〜お〜さ♪
と、歌っても良いですが…(バーゲンズの歌知ってる?)
アトピーは人生にかかわる病気です。
アトピーは、アトピー同士で相談しても解決しません。
根拠があれば、答は見つかります。
医学的根拠がある治療は、シンプルです。
- 根拠に基づいた治療
- 治療スピードが早い(1ヶ月)
- いい状態が持続する
- 治療効果が高くなる
- 的確なアドバイスがある
- アトピーに悩まなくなる
アトピーが治っている人
アトピーを治せる人に相談して
早く悩みから抜け出しましょう。
「アトピーの原因」は医学的根拠に基づいた原因がある
アトピーの人の原因はさまざまではなく、医学的根拠に基づいたアトピーの原因が、それぞれあります。
YouTubeでお話しているのでまだ見ていない人は見てくださいね。
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