【質問】ドクターマセソンの治療後の治療費とステロイドリバウンドの話

治療後の費用についてよく質問があります。

よくある質問集にも書いていますが、もう少し詳しく書きます。

 

最初の治療費の中には、お薬の基本のセット、保湿剤、洗剤などがセットになっています。

 

大きさのイメージ

1番下のお薬は日本の皮膚科でもらえるサイズです。体用は真ん中のジャータイプ。

500mlのペットボトルくらいの大きさで、無くならないので冷蔵庫で保管してます。

お薬の基本のセットはビックサイズなので、使う量にもよりますが、数ヶ月〜1年持ちます。ニキビやヘルペスなど他の皮膚疾患には専用のお薬が別途必要な場合があります。

 

お薬を注文する時

お薬を注文するときは、日本のように再診療はいりません。

なので、お薬代と送料のみです。

リチェック料(再診)

再診は料金が発生しますが、再診前の相談やサポート自体は無料です。

ドクターに写真を添付して相談する場合のみ、リチェック料がかかります。

 

悪化してきたらまずは医療顧問に相談して、その後、スキンケアや持っている塗り薬で安定しなければリチェック(再診)する形になります。

 

私の場合ですが、治療はじめた頃はリチェックを頻繁にしましたが、3年以上1年に1度リチェックするかどうかです。病気のレベルによるので1度もリチェックしない人もいます。

 

 

アレルギー注射ボトル

渡米治療をした場合は、アレルギー注射ボトルは役9ヶ月に1度、更新します。

1本ずつ価格が違うのですが1本300ドル前後で、通訳料、配送手数料などが加算されます。

 

治療後の治療費は人によって様々

1ヶ月の集中治療でほぼ改善してしまう方もいれば、リバウンドを起こす方、デュピクセントを使ってる方、長年の疾患で安定するまでに時間がかかる方など様々です。

平均いくらくらい。という答えは出せません。

 

以前オフ会に来てくれていた患者さんにも治療後の費用やお話について聞きましたが、「薬は塗らなくなった…」「特に何も(治療は)していない」という方もいます。

 

 私も先日、1年ぶりに保湿剤とお薬を注文して約2万円ほどでした。

効果がよくわからない漢方薬やサプリ、アトピー専用の保湿剤などにお金は使わなくなる。

よくわからないモノを試して悪化するリスクも減ります。

なのでトータル的なコストとアトピーに悩む時間が減る事・精神的に安心する事、確実だと思いました。莫大な費用が掛かることはありません。

リバウンドについて

先日のオフ会で聞かれたのは「最初にステロイドを内服してリバウンドないのか気になる」とのことでした。

ドクターがリバウンドを起こさないように処方されるので100%安全です。

 

医療顧問のブログ【写真あり】リバウンドの平均日数は30日で終わります

”脱ステ”リバウンドの対処法?
米国の最新治療を基にアトピー性皮膚炎・癌・体外受精などを主に遠隔から実地での治療プログラムがあります

 

リバウンドの原理を勘違いされてる方が多い気がしました。

ステロイド内服=リバウンド ではない

ステロイドの内服薬や点滴は様々な治療に使われています。危ない治療方法ではありません。

アトピー性皮膚炎に限ってだけ、ステロイドは危ない薬だと情報が混乱しています。

 

リバウンドするのは、長期でステロイドを連用していて、副腎抑制が起こっている場合に限ります。

 

外部からステロイド内服薬や浸透度の高い外用剤を長期連用していると「自分はステロイドホルモンを出さなくていいんだー」と副腎が怠けて寝てしまいます。

 

外部から投与されるホルモン物質に依存して自らホルモンを出すのを止めてる状態です。

 

ステロイド薬を急に辞めてしまうと、依存状態なので急にはホルモンが出ず、体内に必要なホルモンが不足してしまいます。

アトピーの炎症をステロイドで抑え続けていた方は、急にステロイドを辞めることで爆発(リバウンド)してしまうのです。(簡単なイメージです)

ステロイドを使用したら副腎皮質ホルモンは一生でなくなる?

ステロイドを使ってる方は、副腎皮質ホルモンがでなくなるとか、

アトピーは副腎疲労が原因だ。と根拠もない発信をしてる民間療法があり、不安視されてる方も多いと思います。

 

副腎皮質ホルモンが本当に出なくなっていれば、生命の危機にさらされるレベルの状態になります。

副腎機能不全の症状

糖質コルチコイドの代表的なホルモンであるコルチゾールは、体内に塩分を保持して血圧を維持し、血糖を上昇させる働きがあります。このホルモンが欠乏した場合は、倦怠感が出現して低血圧・低血糖となります。極端に欠乏すると、血圧が維持できずショック状態となり、生命の危険にさらされます(副腎クリーゼ)。また、鉱質コルチコイドの代表的なホルモンであるアルドステロンは、血圧の維持に必要なため、これが欠乏すると低血圧を引き起こします。

引用元:https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/adrenal_dysfunction/

 

曖昧な情報に惑わされ、治癒から遠のくのは時間の無駄です。

心配な方は、病院でステロイドホルモンが正常に働いているか、内分泌検査してもらってください。(内分泌科などへ相談してください)

医療顧問曰く、ステロイドの塗り薬の長期連用で依存状態になっている方は、ステロイドを塗っても塗らなくても変わらないくらい悪化している。だけど辞めたら爆発するのがわかるくらいの感覚がする。とのことです。

 

これは本人が一番わかる事なので、数日〜数ヶ月以上ステロイドを辞められている人はドクターマセソンの治療ではリバウンは起こさないはずです。(個別相談で相談してください。)

 

ちなみに、ステロイド依存が起こっていても、約2ヶ月でホルモン分泌は戻るようになります。

 

ただ、リバウンドで皮膚が爆発した場合、リバウンドが原因で皮膚が焼けただれたようになり肌が改善するのに1年以上かかる方が多いです。

それを”リバウンドが続いている”と勘違いされる方が多いですが、スキンバリアがなくなるので様々な外部刺激に弱くなります。

 

アトピーの人はアレルギー反応も強いので、春に大悪化を起こしたり夏の暑さで大爆発を起こすので、その症状のぶり返しが”リバウンドが続いている”と勘違いされてしまう方は多くいます。

 

素人判断は外れていることが多々あり、適切な治療が必要です。

リバウンド状態かどうかも、ドクターマセソンが判断して、処方内容を変えてくれるので安心してください。

ドクターマセソンの治療でリバウンド?

ドクターマセソンは、もともとステロイド依存状態になってしまってる患者さんを、内服(または点滴)ステロイドを使って徐々に減らし、リバウンドを回避して症状を安定させることが出来るドクターです。

今までドクターマセソンの治療でリバウンドをして悪化した人は一人もいません。

アメリカは告訴大国なので、医師がリバウンドを起こしたら医師免許剥奪されるレベルの医療ミスです。

 

日本は昔、お薬の説明もほぼなく強いお薬を使い続けて被害を受けた方が多くいました。

内服、外用剤共に長期でステロイドを使い続ける事は、副作用やリバウンドのリスクがあり、危険なのは事実です。

 

副作用の被害があったのに、多くの患者は守られなかった(薬の塗り方が悪いと責任転嫁する医師や、リバウンドしても適切に処置できる医師がいなかった)ので、被害を受けた方達が「ステロイドのせいでアトピーが悪化した」と口コミが広まり、民間療法が浸透したことで

ステロイド=悪=リバウンド

と、事実とデマが混じった情報が出回ったのだと思います。

 

お薬を使うには知識が必要です。内服と外用剤をバランスよく正しく使ってくれるお医者さんを見つける事が必須になります。

ドクターマセソンの治療を受けた場合、かならず薬の使い方を指導されます。

正しく使えば安全性の高いお薬です。アトピーに使用する内服薬や注射のステロイドはドクターマセソンの指示を守った治療なら絶対安全です。

 

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