こんにちは、かなちんです。
前回はナチュラルクリニック21の入院に行く前の状況をブログに書きました。
読んでない人はこちらからどうぞ。
バチルス菌のお風呂、バイオ入浴とは?
バイオ入浴とは、お風呂の中に有効バクテリア(主にバチルス菌属を始めとする土壌細菌叢)を培養して、そのお湯に入浴する養生法です。
同じお湯を使い続けることに驚かれるかも知れませんが、老廃物や汚れの多くはバクテリアが分解するため、正しく管理すれば問題はありません。
当院では、アトピー性皮膚炎等のまったく新しい治療法として【バイオ入浴(Biological spa care=BSC)】を開発・提唱しています。
マコモ風呂という民間療法が以前から存在し、バイオ入浴を研究・開発する上での大きなヒントとなったことは間違いありません。
しかし、現在当院が提唱しているバイオ入浴はマコモ風呂とはまったく別のものです。
2011年の私が入院当時は、まだ、今のバイオ入浴とは少し違いましたが理論は同じでした。バイオ入浴の中にいるバチルス菌が、抗菌作用を発揮してカンジダ菌、マラセチア菌、黄色ブドウ球菌、他のアトピー原因菌の増殖を阻害すると言っていました。
まこものお風呂は毒素を吸着する、浄化してくれるというような、スピリチュアルな面のお話もありました。
当時はみんな「まこも風呂」といっていました。
複数名の患者が、1つのマコモ風呂に順番で入っていました。
お風呂のお湯も、ずーっと変えていないと聞いていました。
「お風呂に浮いた皮や髪の毛は、アミで取ってね。」と言われていました。
「まこもおじさん」という研究者?がいて、バチルス菌や水質の管理をしていました。時々、まこもの粉を足していると、ききました。
私が退院する少し前に、一人、一つのお風呂にする為に工事中でした。
ナチュクリ21入院のまこも風呂~バイオ入浴の記憶~
朝は瞑想(ヨガ?)の時間がある。
食後と夕方の2回お風呂に入る。
三食、美味しくて健康的なご飯が食べられる。
人参リンゴジュースを飲んでいたり、酵素玄米を食べている患者さんもいました(私は、なかった。理由は忘れました)
ナチュクリ21の食事1
ナチュクリ21の食事2
マコモ風呂は真っ黒だと思っていましたが、赤茶色でした。
お風呂に入る人によって、においが変わるといわれていて、皮膚の毒素が関係しているといわれていました。そして、時々、腐敗臭がしました。w
いい状態だと、発酵したような香ばしい匂いで、下のほうに溜まった泥のようなものを、肌に良いものだと信じて顔や体に塗っていました。
入院してから徐々にアトピーは改善していきました。皮膚や爪はマコモ色に染まって黒っぽくなりました。
バイオ入浴前
バイオ入浴後
患者さん同士で仲良くなり、近くの観光地、古い街並みへ自転車へ行って、カフェでお茶をしたり楽しい毎日でした。
先生も看護師さんも、料理を作ってくれる方もみんな優しくて、本当に、良い時間を過ごしました。
ナチュラルクリニック21はスピリチュアルな場所だった。
ナチュラルクリニック21は、朝は「青の間」という壁が青い部屋で瞑想の時間がありました。心理ケアの為のカウンセラーが在中していたり、絵を描くおじさん(橋本先生?)が絵を教えにきました。
看護師さんにも不思議な力があると言う人も、いました。
患者同士でも、スピリチュアルな会話をしてしていました。
アトピーが悪化したのは、少し前の東日本大震災の影響で電磁波?が変わったからかも。
マコモ風呂には不思議なパワーがあって精神面も癒される。
マコモに毎日ありがとうと言いながらお風呂に入っているよ。
当時の、わたしは、スピリチュアル路線。
私は10年以上の脱ステでアトピーの症状も酷かったので、精神面もかなり疲れていました。スピリチュアルな事に心をゆだねることで自分を、なぐさめていました。
気の滞りでアトピーの症状がでている。
自分と向き合えていないから悪化している。
何か自分の心のトラウマや、たりないもので、心が悲鳴を上げている。
このような事を学び、ヒーリング、チャネリング、キネシオロジーを受けて自分を癒すことを続けました。
- dotteraのアロマオイルで浄化する。
- アトピーカウンセラーに相談する。
- 講習費5万円のレイキ(気功)を習う。
- 細胞が蘇生するという40万円の浄水器を買う。
- 気の滞りを取る「手当て」というセルフケアをする。
- ありがとうを100回唱えたら体の中の細胞が美しくなる
アトピーの自分を受け入れる事が大切。病気と戦っては、いけない。
頑張っている自分をほめてあげよう。
病気が治る…と聞けば、ありがとうを唱えました。
ナチュクリの入院は療養にはぴったりの空間だった。
ナチュラルクリニック21の入院は療養にはピッタリの場所という感じで、本当に癒やされる空間でした。
入院中も朝の瞑想もよく参加していたし、絵を描いている先生は、なんだか不思議で面白くて大好きでした。
毎日、ストレスフリーとまこも風呂で過ごす事は確かに体を癒してくれました。
入院中、バイオ入浴をしていても、だるい日はあったし、肌は痒かった。
足首のカサブタを、よくめくっていて、看護師さんに「めくったらダメだよぉ〜」と言われていました。
同じ悩みを抱える仲間がいる事や、守られた環境で過ごす事でストレスが減り、2ヶ月を過ぎた頃には、だいぶ楽になりました。
最終的に3か月の入院をすることになり、両親が2ヶ月目に大阪から遊びに来てくれた時は入院前との変化に、母もびっくりして大喜びしていたのも覚えています。
その理由は次の、ブログ記事「退院後の状態とマコモ風呂」記事に書きます。
次回は入院中のお話を書きます。まとめ記事から読めます↓
<まとめ>ナチュラルクリニック21でアトピー入院ブログ記事はここ