【疑問】アトピーは大人になったら治る?【命の回数券テロメアとの関係】

アトピーとテロメア アトピーブログ

子どものころ、大人になったらアトピーは治るよ。言われませんでしたか?

私も子供の頃、「大人になったら治るよ」と言われてきました。

30を過ぎた時には、一度アトピーが悪化して病んでいたら「40代くらいになれば、炎症反応も衰えで、炎症も落ち着く」と言われました。

大人になったら治るというのは何の根拠もありません。

ドクターマセソンの治療を受けている人は、30~50代が圧倒的に多いです。

また、私のアトピー改善コンサルを受ける方も30~50代が中心。

本当に大人になったら治るのなら、大人は、アトピーに悩む方は少ないはず。

でも、多くの成人がアトピーに悩まされていますよね。肌の免疫疾患を治療せずに治るなんてありえません。

幼い頃からのアトピーが「大人になればアトピーが治る」なんて、問題を先送りにするだけの気休めです。

【命の回数券】テロメアとアトピーの関係

かなちん
かなちん

命の回数券、「テロメア」って知っていますか?

今回はテロメアとアトピーの関係と、アトピーを長引かせるデメリット、早く改善させるメリットを細胞レベルのお話で解説します。

テロメアとは?

生物の遺伝情報が収納されている染色体DNAの両端はテロメアと呼ばれ、染色体を保護する役割を担っている。細胞が分裂するたびにテロメアDNAは少しずつ短くなる。これに伴って細胞分裂の回数が減り、やがて分裂しなくなる。これが細胞の老化だ。

テロメアは「命の回数券」と言われるように細胞も生まれ変われる回数が決まっています。

細胞分裂の回数券を使い切る時=体が再生しなくなる=肌の再生力が尽きる

【アトピーを長引かせるデメリット】肌は炎症エラーを記憶する

細胞分裂の回数が減り、やがて分裂しなくなる。これが細胞の老化だ。

テロメアを研究している石川冬木京都大学大学院教授は「いくつかのがんはこうしたメカニズムで説明できる」という。「日焼けや喫煙、過度の飲酒などで“回数券”を無駄遣いしないのがいい」とアドバイスする。

肌は炎症エラーを記憶する

肌が壊れるたび、テロメアは体を短くして新しい細胞を生んでいます。

肌は炎症が続くと、炎症しやすい肌を作ります。

健康な肌の人は1年で12回、再生すればいいだけなのに、

アトピーで毎日掻き壊していたら、100回細胞を再生しなければならない…

アトピーで掻きむしった肌が何年も続くというのは、分裂回数が圧倒的に多いとテロメアの回数券がどんどん使われていき、老化しやすくなります。

 バリア機能の弱まった皮膚からは、アレルギー反応を引き起こすアレルゲンなどが体内に入りやすくなり、衣服のこすれなどのちょっとした刺激によってもかゆみ神経を刺激することでますますかゆくなります。

 また、かゆいところを掻くと皮膚に存在する細胞から炎症を促すさまざまな物質やかゆみの神経にはたらく物質が放出されて、結果的に皮膚炎がさらに悪化し、かゆみも強くなります。

 いったん掻き始めると、そのまわりの皮膚もかゆくなったりします。すると、もともとかゆかった場所よりも広い範囲を掻いてしまい、皮膚のダメージは広がり、皮膚炎はどんどん悪化します。

引用:環境医学研究所

掻きむしると皮膚表面まで神経が伸びてきて、

少しの刺激に反応しやすくなるというのは聞いた事はありますか?

 

肌は、過去に反応した事を覚える事で自分の体を守ろうとします。

守るというのはいい事のようですがアトピーが長引くと様々なモノに過敏に反応してしまうので、この「守り」がどんどん強化されると、なんにでも反応しやすい肌(過敏な肌)を作ってしまいます。

炎症を覚えた肌は、少しの肌荒れでもすぐに燃え広がりやすい体をつくってしまします。

たとえば少し治ったと思っても、少し掻いたら、どんどん痒みが広がってすぐに悪化する…というのは体が中でいつでも炎症を起こせる準備をしているという事です。

かなちん
かなちん

20代までPOLAや雪肌精の化粧品、資生堂のシャンプーリンスなど好きな物をつかえていました。

ですが、30歳まで脱ステ、脱保湿をして皮膚を傷めつけて来たので、今はほとんどの化粧品、シャンプーリンスがかぶれるようになり、使えたものが年々、使えなくなっています。

これはもう改善されることがないので、肌が炎症を覚えてしまった後遺症だと考えています。(2023年10月 現在はかなり改善されて普通の化粧品も使えるようになりました。が、3年ほどの年月を費やしました。)

早くアトピーアレルギーを改善する最大のメリット

早くアトピーアレルギーを改善するのはかなり大きなメリットです。

体に無駄にエラーを覚えさせることがない。

細胞も純粋なままで入れるって感じです。

「こころ」も同じで、成長していく上で傷つく事は当たり前ですが、大きな心の傷はトラウマになって生きにくくなったり、精神疾患や鬱になる人も居ますよね。

肌も人間も一度傷つくと、その後遺症で苦しむのは似ていますね。

子どもの時に正しくアトピーを改善した例

ドクターマセソンの治療を3歳で受けたあやこちゃんの情報は随時MakiさんのBLOGにUPされます。

まき♡ほっと一息あたたかブログ♡
まきさんのブログです。最近の記事は「治療で先生に怒られるという経験(画像あり)」です。

アトピーの原因は十人十色

小学3年生の時に渡米治療(ドクターマセソンの治療とアレルギー治療)を受けられたNくんは

驚くほど美肌男子の大学生になっていました。今も指導されたスキンケアを続けていますがアトピーとは全く見えません。

アトピーの原因は

  • 自身のアレルギー
  • 生活環境、仕事の環境
  • 本人の肌質、体質、年齢
  • 化粧品やシャンプーのスキンケア用品
  • 今までの治療歴など…

複雑に絡み合い、様々なケースがあります。

原因や・対処は一人一人違います。

そのため、ドクターマセソンの治療を受けることでリセットできるのです。

ドクターマセソンの治療は30代以上が圧倒的に多いですが…

ドクターマセソンの治療を受ける人は、30~50代の人が圧倒的に多い。

30代に突入する頃に加齢、テロメア減少で少しずつ肌の再生スピードが衰える事、長期の不眠やストレスにより精神的にも辛くなることが原因かなと思います。

若いうちにドクターマセソンの治療を受けるなら、一歳でも若い方が良い。

1日、1日、かならず老化しているからです。

幼い子供でもアトピーは隠したい、見られたくないという気持ちになります。

心の問題は学校生活、友人関係、恋愛…人生に大きな影響を与えるので正しい治療を覚えればアトピーに傷つくこともなく、健全な精神状態を保つことが出来ます。

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