アトピーが悪化するのは自律神経が乱れるから?季節の変わり目は、自律神経が乱れるからアトピーが悪化するんですよね。
自律神経が乱れるからアトピーが悪化するのか
アトピーが悪化するから自律神経が乱れるのか…
『卵が先か、ニワトリが先か』って感じでどっちか判断する事って難しいんですよね…
私は自律神経へのアプローチや東洋医学の治療は10年以上試しました。それでは自律神経の問題は改善しませんでした。
アメリカのアトピーとアレルギー治療を受けたことで他に原因があった事がわかりました。
私のアトピー症状の経過。自律神経とストレスが原因だと思っていた。
幼いころのアトピーの症状は腕や首、膝裏の関節だけでした。
脱ステをしだしてから徐々に全身に広がり、顔や首が特にひどくなっていきました。
3月4月は花粉でアトピーが悪化すると自覚はありました。
それは、花粉が肌に刺激を与えるからだと思っていたし、アトピーの原因は自律神経や、ストレス、腸内環境が悪いから、肌が悪化すると思っていました。
もちろん、アレルギー専門医、皮膚科では、アレルギー検査は何回もしました。
というか検査を何回もやらされるけど、結果を渡されて「、コレに反応してますねぇ~」と言われるだけで、後はステロイドと抗アレルギー剤と非ステロイド軟こう出すだけで毎回終わりだったから、アレルギーに何の興味もなかった。
抗アレルギー剤をがっつり飲んでみた事もあるし、減感作療法もしましたが、アトピーの改善は見られず。。。
アレルギーは関係ない!アトピーだけが悪化しているという確信に変わりました。
中学までは関節のみ、中2で脱ステ開始後、体が主にガサガサに。
17~20代前半は秋冬は超乾燥。(顔だけは20歳くらいまでキレイでした。)
1年のうち2月~9月まで悪化。
10月からは乾燥で悪化。
2月から花粉の影響で4月まで悪→梅雨の時期、更に悪化→そのまま夏に突入、夏の暑さで真っ赤→長袖やストールを巻いて熱がこもり、さらに悪化。
年々、症状は悪化。
カサカサアトピーからジュクジュクに…
顔~体全部が腫れ・浮腫み・ずっと赤い・ゴワゴワした肌。
仕事に行けないくらいだるい、痒くて眠れない。
20代後半は脱ステ脱保湿で、皮だらけに。自律神経もおかしくなり、一番ひどい時は、夏に寒いと震えるレベルに。ずっとアトピーを治すには?と考えていました。
詳しくはプロフィールにて↓
「アトピー」と「アレルギー」は別の病気。渡米治療で初めて知った。
アレルギーに興味がなかったけどドクターマセソンのアトピー集中治療の中で、アレルギーの治療も一緒に受けました。
アレルギー検査をしてから治療を受けるかを決めることができたので、検査をしました。
その時の治療の説明で、初めて【アトピーとアレルギーは別の病気】ということを知りました。
わたしはアレルギーも重症だった事。
その時に受けた【アレルギー免疫治療】でかなり効果が出ました。
アトピー悪化原因…【カビ・ハウスダスト・花粉のアレルギー50種類以上!?】
アメリカでのアレルギー検査項目は雑草、草、木々、芝生などの70種類項目がありました。
検査の結果50種類以上のアレルギーがある事が発覚。
それも食べ物ではありません。空気中に飛んでる、カビの胞子・花粉・家の中にいるハウスダストなど、頑張って避けようにも、不可抗力なモノが大半でした。
今は、この項目にチェックがついているアレルゲンの免疫注射を約9年続けています(2023年現在)
少しずつアトピーも改善、季節による大きな悪化はなくなりました。
アメリカで治療前は、初夏は恐怖の季節でした。毎年悪化に怯えていました。悪化して過呼吸になって倒れた事もあります。
2022年の6月。去年も今年もずっと、悪化知らず。夫と東京へ行き、ドクターマセソンの仲間たちとも再開しました♪
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日本のアレルギー減感作療法はどう?
けっこう聞かれるのですが、アメリカまでアレルギー治療になんて無理ぃ…。と言う方は、日本にも減感作療法があります。
日本の減感作療法や舌下免疫療法は治療エキスはスギとダニのみ。
ご自身のアレルギー項目にハマれば効果はあるかもです。
私の場合は、日本での減感作療法では改善は見られませんでした。
抗アレルギー剤も「焼け石に水」状態で、飲んでも飲まなくても変化なし。
おそらく、多数のアレルギーがあったから、効果がなかったんですよね…。
舌下減感作療法については、試したことがないのでわかりませんが…多分同じかなぁ…
自律神経を整える治療が効かなかった理由
昔は、全身が痛い(筋肉痛)、だるい、眠い、気力がない…夏に寒かったり冷え性…
不眠、食事を気にしても胃痛…などなど
自律神経失調症のような症状で悩まされていました。
鍼や整体、温冷浴、足つぼなど東洋医学系のアトピー治療は30件は行きました。
どれも、効いたような気がするけど、「治った」という感覚はなく、気休め程度な印象でしたが、その理由はすごく簡単でした。
体が痛いのも、だるいのも、アトピーやアレルギーで常に体が戦っている状態だったから。
炎症がずっと起きているから、他の回復が追い付いていなかった。
ストレスで胃痛や肩こりが出て、痒みで眠りが浅い。不眠で、自律神経が乱れていた気がします。(自律神経の正確な検査や治療はないので自己判断)
結局、自律神経にアプローチしても、「元凶」が別にあるから改善しなかったのだと気付きました。
自律神経の乱れ・ストレスの「元凶」はアトピーと、アレルギーだった。
アトピー、アレルギーが改善した事で眠れるようになりました。
皮膚がやわらかくなり、スムーズに動き、痛みがなくなりました。
皮膚が正常に働き、体温調節をしてくれるので冷え性もなくなりました。
アトピーのストレスもなくなり、眠れるようになったことで自律神経系の症状が改善しました。
東洋医学は元凶を治すというよりは、症状を緩和させて癒すような効果でした。
自律神経は整ってるのか乱れてるのかもわからなくて、いつまで続ければアトピーが改善するのかわりませんでした。もともとコリ症なので今でも整体やマッサージは大好きだし、むくみ改善、便秘改善に漢方も飲みます。
東洋医学を否定するわけではありませんが、私の場合は、西洋医学でアトピーアレルギーが改善し、自律神経やストレスからの悪化から解放されました。
アトピーとアレルギーは強く連動している。
皮膚は外から入ってきた菌やウィルスを攻撃して排出しようとする生体反応があります。
免疫を司る細胞(ランゲルハンス細胞)が働き、痒み、腫れ、体液、湿疹などの反応が起こります。
それが炎症。
頻繁に掻き壊して皮膚を刺激していると、免疫が反応しやすくなります。
アレルギーが悪化するとアトピーも悪化しますし、肌が安定するとアレルギー反応も落ち着くことがあります。
例えば、3月4月は花粉症(アレルギー)が悪化します。
その時、同時にアトピーも悪化しますよね。
皮膚が荒れていれば、その分、花粉に反応して悪化しやすくなります。
皮膚状態が健康=アレルゲンの侵入口が少ない=悪化しにくい
掻き壊したボロボロの肌=アレルゲンの侵入口が増える=悪化しやすい
アアトピーとアレルギーは連動して、同じような症状が出ます。
アトピーとアレルギーは違う病気。当然、違う治療が必要なのですが、反応が出る場所が同じなので、似た症状がでます。
なので、アトピーとアレルギーを混同して考えてしまう方が多いのです。
【アトピー改善とアレルギーの関係性】とてもわかりやすいMakiさんのブログ
子供さんの体験になりますが、これは大人でも同じです。
Makiさんは、ドクターマセソンの子どもアトピーの治療を受けたのでアトピーっ子ママはご参考にしてください!
まとめ
・アトピーは自律神経やストレスは「元凶」ではない可能性
・アトピーの原因はアレルギーの可能性がある
・アトピーとアレルギーは原因と症状が関連している(見分けがつきにくい)
・アトピーとアレルギーの症状は連動している
・アトピーとアレルギーは治療方法が違う
・アトピーは皮膚へのアプローチと治療が必要
・アレルギーには免疫にアプローチする免疫治療が必要
アトピーにはデトックスが必要なんでしょ?と疑問な方はこの記事を読んでくださいね。
昔は炎症で顔が腫れてパンパン、しかめっ面。アトピーがツラくてうまく笑えませんでした。
今は、自然な笑顔で笑えるし、顔も一回り小さくなりました。これもアトピーアレルギー改善のおかげ♪
ドクターマセソン治療仲間さんと女子会のレポート😊🧁みんな元気❤️アトピーとはわからない❤️